英語中級者のための速読術・イディオム学習法:英語字幕から学べることとは!?

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Photo by Emma Matthews Digital Content Production on Unsplash

こんにちは、リオです。
こちらの記事では、英語速読術やイディオムの習得方法をメインとした英語学習法をご紹介します。

※この記事で紹介する学習法は科学的根拠に基づいたものではなく、あくまでも個人的主観に基づいたものであることをご了承ください。

はじめに

ここでの”英語中級者”とは、日常英会話のほかに、自分の意見を説明したり簡単な議論をすることができるレベル。
また、日本語字幕なしで映画や海外ドラマの大まかな内容を理解できるが、細かなニュアンスの理解は乏しいといったレベルを指します。

ある程度英語が理解できているからこそ、新しい知識を記憶に定着させる前に、分かった気になってしまうことが多く、自分の限られた英語力の中だけで処理しがちになります。

そんな英語中級者だからこそ、この先どのようにして英語力を向上させればいいか分からない。と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そこで、僕が実際に行って、英語の速読とイディオム習得に役立ったという方法をご紹介します。それは・・・

「第三言語のドラマを英語字幕で見る」

たったこれだけです。

どういうことなのか、順にご説明します。

英語の速読について

速読=本を読む というイメージがあるかと思いますが、エンターテイメントからも速読術は身につきます。

速読とは

速読術とは、簡単に言うと文章を早く読む技術のことです。
頭の中で文字を一つ一つ読んでいく黙読とは異なり、文章をかたまりごと分けて瞬時に理解していくものです。

そうすることで通常の何倍ものスピードで文章を読むことができるようになります。

非ネイティブが英文を読むとき、まずは読み進めてから文法を確認し、意味を理解していくという人が多いのではないでしょうか。

そうなると、[文章を読む行為+意味を理解する行為]という日本語だとほぼ同時にできることを、英語では別々に行っていることになり、文章を読んでいくのに時間を要してしまいます。

英語でも日本語でも速読術は同じように、単語のかたまり(英語で言うチャンク)を意識することが大切です。

チャンクとは

チャンクは単語のかたまりといいましたが、これは文頭からピリオドまでのセンテンスのことではありません。

チャンクとは人が情報として認識できる文章のまとまりであり、繰り返し使われる2語以上から成るものです。
話し言葉・書き言葉などでよく使われる「語のまとまり」と思っておけば大丈夫です。

なので、イディオム・連語・構文・動詞のパターンなど様々な種類が含まれます。

挙げればきりがないですが、例えば

話し言葉で使われるチャンクの例
You know what I’m saying? : (私の言うことが)分かる?
(I’ve) got to go / (I) gotta go : もう行かなきゃ
I mean, : つまり、
書き言葉で使われるチャンクの例
On the other hand,, : 一方で
First of all, : 初めに、第一に
文章構成を担うチャンクの例
Do you mind if~ : ~してもよろしいでしょうか
I’m sorry, but~ : 申し訳ありませんが、~

英語字幕で英語の速読力UP

英語字幕がどのように英語の速読力向上に役立つのでしょうか?

字幕の文字数について

細かな制約の中で作成される字幕ですが、その中から文字数と表示時間を見てみます。

【日本語字幕】
・1秒あたり4秒
・1 行当たり最大13文字
・字幕1枚の最大秒数は6.5秒以内

引用元 : http://someya-net.com/84-Subtitle_TeachingModel/Rules_Subtitle.pdf

【英語字幕(NETFLIXの場合)】
・Adult programs: 20 characters per second:1秒当たり20文字
・Children’s programs: 17 characters per second:1秒当たり17文字(子供向け番組)
・42 characters per line:1行あたり最大42文字

引用元 : https://partnerhelp.netflixstudios.com/hc/en-us/articles/217350977-English-Timed-Text-Style-Guide

やはり英語の性質上、日本語よりかは字幕の文字数が多くなっていますが、それでもかなり絞られているのが分かります。

なぜ英語字幕が良いのか

本で速読の勉強をするとき、自分の速読スピードや理解度を細かく把握されていますか?

まとまった記事をチャンクごと読み分けていく作業では、分からなくても前後の文がすぐ確認できるため、結局行ったり来たりして、いまいちベストな勉強方法がつかめないという人もいるのではないでしょうか。

その点、映像であれば1枚の字幕が表示される時間は決まっています。

その限られた時間で短い文章をパッとみて意味を理解することこそ、英語の速読力向上につながると思います。

また、映像とリンクさせることでスピーディーに字幕の内容を把握することができるようになります。

より効果的な方法としては、

  1. 英語字幕で海外ドラマ・映画を見る
  2. 字幕に追いつくことができなかったら、また戻って確認する
  3. それでも分からなければ一時停止をして字幕の内容をゆっくり読む
  4. チャンクごと分けて内容を理解したら、①に戻る

長い文章でも、チャンクごと分けてから見るとパッと大まかな意味を理解することができるようになります。

英語字幕を見るときのポイント

字幕の文字数制限は、映画鑑賞の邪魔をしない程度に読むことができる基準でもあります。

そこで、日本語字幕を読むときのことを少し思い出してみてください。

あなたは字幕を左から順に一語一語丁寧に読んでいるでしょうか?
そんなことをしていたら、いくら読みやすく工夫されている字幕でも読み切る前に次のシーンに移ってしまいませんか?

きっと、無意識のうちに単語のまとまり(チャンク!)ごと分けて認識しているはずです。

例えば以下の例文のように、挨拶や決まった表現など、”意味のまとまり”ごと読むことができます。

おはようございます。今日は11時にミーティングがあります。
/ おはようございます / 今日は / 11時に / ミーティングが / あります。

日本語と同じように、英語でも以下のように分けることができます。

Good morning. We have a meeting at 11am today.
/Good morning. / We have (a) meeting / (at) 11am / today.

英語の字幕で速読をするときは、”重要な言葉をキャッチする”ことが大切です。

上の例文で言えば、重要なのは「meeting」「11am」であり、冠詞の「a」や前置詞の「at」は重要ではありません。

挨拶やイディオムであればその表現丸ごとキャッチできるようにする必要がありますが、まずはその文章が一番言いたいことを掴むことが大切です。

要するに、名詞や動詞のような内容を表す「内容語」と冠詞や前置詞のような機能を表す「機能語」の仕分けをできるようになると、日本語字幕と同じような速さで読むことができるようになります。

そして、字幕を見ているときは頭の中で英語⇒日本語と変換せず、英語のままニュアンスを理解することが大切です。

音声は第三言語にする

第三言語は母国語・英語以外の言語のことを指します。

よく、洋画を見ながら英語を勉強する方法がありますが、「速読力向上」に限っては英語字幕に的を絞ったほうが良い気がします。

なぜなら、英語学習者にとって音声が英語であれば以下の状態に陥りやすいからです。

1. 音声に沿って英語字幕を目で追ってしまう
→ ただ文字を追うだけになってしまう。

2. 音声に注意が向いてしまう
→ 発音や聞き取れない箇所が気になり、字幕をみてチャンク分けする作業が疎かになる

3. リスニング・リーディングどちらも中途半端になる
→ 音声と文章(+映像)に注意を払うため、どれか一つに対する集中度が落ちる

なので、第三言語(ここでは自分が理解できない言語のこと)のドラマを見ることをお勧めします。

そうすることで、音声に気を取られずに字幕に集中することができます。

海外ドラマの英語字幕でイディオムを学ぶ

リスニングも兼ねて勉強したい場合は音声は英語でよいと思いますが、こちらも上記英語速読術と同様、音声は第三言語にして、英語字幕を追っていくのがお勧め。

理由は上記と同じように、文字だけに集中したほうがその単語が頭に入ってきやすいからです。

なぜ海外ドラマがイディオム学習によいのか

参考書などに載っている英文は学術的なものが多く、単語に限らず構文や記事自体の内容からも多くのことを学ぶことができるので、とても良い勉強法だと思います。

その一方で、あまりなじみのない記事内容や文字だらけの参考書からは新しい単語やイディオムがなかなか頭に入ってこないということはありませんか?

取っつきにくいと感じてしまうことは英語学習の上で大きな障害となってしまいます。

それに比べ、海外ドラマであればどうでしょうか?
自分の好きなドラマを見ながら気軽に英語を勉強できれば一石二鳥ですよね。

ドラマだと日常会話で使われる英語表現が山のように出てきます。

上記「英語字幕を見るときのポイント」の内容と同じように、こちらのイディオム習得についても、映像とリンクさせることで、より記憶に残りやすくなります。

例えば

  1. 知らないイディオムや単語が出てきたら話の流れや前後の文章から推測する
  2. 気になったものはその場で意味を調べる
  3. 意味を理解したうえで、再度同じシーンを見る
  4. ①に戻る

これを繰り返すことで、いつの間にか日常でよく使われるイディオムがどんどん吸収され、自然と使えるようになっていきます。

映画ではダメなの?

もちろん、ドラマにこだわらず、お好きな映画でも結構です。
だた、個人的にはドラマをお勧めします。

理由としては

  1. 似たシチュエーションが何度も出てくる
    例えば恋愛ドラマであれば、出会いと別れのシーンが何度もあるかもしれません。
    同じような場面が何度もあれば、その分、そのシチュエーションに適した表現にもバリエーションが出てきます。
  2. 登場人物の性格を理解し、言葉遣いに注目できる
    映画に比べてドラマは長いため、その分人物の性格が深く掘り下げて表現されていきます。
    人物の性格を把握したうえで言葉遣いに注目をすると、いろいろな表現を発見することができます。

ドラマだと描写も細かいので、より前後の流れが把握しやすいかもしれません。

また、毎エピソードも1時間未満なので集中力が途切れることなく字幕を見ることができるのではないでしょうか。

おわりに

英語字幕での速読術とイディオム学習法について、個人的な見解から紹介してきました。

韓国ドラマでも中国ドラマでもなんでもOKです。

今は定額制動画配信サービスがどんどん充実してきているので、英語圏以外のドラマも手軽に見られる便利な時代ですよね。

もしも英語の文章をさっと理解できるようになりたいとか、語彙力を身に付けたいというのであれば、是非これらの方法を試してみてください。

一緒に英語の勉強を頑張りましょう!

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